Blog

蔵人日記

ホーム蔵人日記 > 第2回:タンクの前で

第2回:タンクの前で

2017/01/20 12:56

 

前ちゃんです

今日は二十四節気の一つ、大寒です

暦の上で一番寒いとされる日ですが

鹿屋も暦通りの天気で

みぞれ混じりの雨が降ったり止んだりの一日です

蔵の中も冷え込んで、とても寒く感じます



蔵の中では寒くなると出てくるものがあります

それは、焼酎に含まれている油性成分です



蔵の中が寒くなって、焼酎の品温が下がってくると

焼酎の中に溶け込んでいた油性成分が

白くなって表面に浮かんできます



旨味成分の一つでもあるのですが

空気と触れて酸化すると油臭となってしまうので

浮かんでいるうちに取り除いてしまいます




IMG_5499.jpg



今、蔵では浮かんできた油性成分をすくい取る

油取りを行っています



毎日、タンクをかえて油性成分が出なくなるまで行います

液面が深いタンクでは、柄杓に棒を継ぎ足して

どんな深さにも対応出来るようになっています



一見、楽なようにも見えますが

結構忍耐のいる仕事です

しばらくはタンクの前で

油性成分とにらめっこが続きます


この記事に対するコメント


topこの記事に対してコメントを書く
名前

名前を記憶
コメント
top
 

プロフィール

大牟禮良行(おおむれよしゆき)

黒瀬明杜氏のもとで18年間修行を積み1998年から杜氏を任される。鹿児島県焼酎鑑評会にて優等賞第一位を2回、杜氏代表賞を1回受賞。新たな芋焼酎にチャレンジする日々精進の杜氏である。

最近の日記

第55回までの日記はこちらからご覧いただけます。ブログに帰る時は上のメニューの「大牟禮杜氏のきまぐれ日記」ボタンをクリックしてください。