昨日はボジョレーヌーボの解禁日でした

昨夜はいつも懇意にして下さっている

山田水産さんにご招待を受けて

ワインパーテｲｰに参加して来ました

旨いワインと料理で最高に楽しい夜を

満喫しました

蔵での生活が長かったので

生き返りました

芋の仕込みももうすぐ終わりますが、

芋農家さんたちはもう来年に向けて

準備を始めています。

その準備とは、苗を育てるための

種芋を採ることです。

この時は、種芋を傷つけないように

トラクターで堀り上げます。

種芋は、形、皮色がよく、病気が

入っていないものを選びます。

大きすぎる芋はあまりよくなく、

２００～３００ｇ程度の大きさの芋を採っていきます。

いつもは、ひげ根をとっていますが、

種芋はひげ根が伸びていくので

とらずにそのままにしておきます。

採った種芋は、キャリーに入れ、

貯蔵庫に運びます。

種芋を伏せ込む２月頃まで貯蔵しておきます。

貯蔵庫にキャリーを入れるのに

こんな便利な道具もありました。

いつも以上に真剣な表情で作業する農家さんを見ると、

この貯蔵庫には種芋と一緒に

「いいさつま芋に育ってほしい」という、農家さんたちの想いも

詰まっているように感じました。

いよいよ今夜の泊まりで今年の泊まりは

終わります

足かけ３０年・・・３０回の造りをして来ましたが

毎年の事ながら造りに入る前は

たくさんの不安を抱えてます

シーズン通して体が持つだろうか？

果たして今年も順調に造りが出来るだろうか？

台風は？雨は？風は？芋の出来は？

いろんな事を風呂敷に包んで蔵に入ります

３０回やってもやはり最初はゼロからのスタートです

そして造りが始まるとその不安が一つずつ一ずつ

蔵人や農家さんの協力で

風呂敷から取り除かれて行きます

そして

今日の日を迎えることが出来ました

今年の春先に浅舞酒造（夏田冬蔵）を訪ねたときの頂いた

大吟醸酒　「２０１０夏田冬蔵」

いつ開封しようかと思っていましたが本日最終日を迎え

蔵人みんなでお祝いをかねて一杯やりました

今年もたくさんのお客さんに叱咤激励を頂きました

本当に有り難うございました

因みに今年の海からの贈り物「２０１０」は

麹米・・・秋田県平鹿町酒米研究会生産「美山錦」

芋・・・大海さつま芋生産組合員　永重篤夫作「紅はるか」となっています

芋農家さんの畑に行く途中に、

たくさんのコスモスが咲いているところがありました。

蔵から車で１０分くらい行ったところで、

稲刈りの終わった田んぼの中にありました。

数年前から地元の有志の方たちが植えていて

広さ２，５ヘクタールの田んぼに

約２００万本ものコスモスが満開に咲いていました。

この辺りの稲作は早期栽培で８月には稲刈りを行い、

その後、９月頃にコスモスの種を播いたそうです。

コスモスは漢字で「秋桜」と書きますが、

小春日和の日にゆっくりと花見を

するのもいいかもしれません。

蔵に来られるお客さんに言われる言葉が

「今年の芋の出来はどうですか？」と

良く聞かれます

出来？？？

出来は収量？品質？

「今年は芋畑での収穫収量は例年に比べると少ないですが

芋の品質は大変良いです」と答えます

今年も農家さんが一生懸命育てて下さった芋で

焼酎を造れる事に感謝です

今年も芋畑は蒼々（青あお）輝いていました

長い眠りから覚めました

麹米が「秋田こまち」や「美山錦」だったりと

悪銭苦闘の日々を送って送っていました

昨日、「美山錦」に芋の「紅はるか」を仕込み

今シーズンの８割方が終わりました

昨日は蔵でたくさんのお客さんに来て頂き

新酒祭りが盛大に行われました

（主催者発表１３００人超）

出店にはたくさんの行列が出来大繁盛してました

中でも「ひょっとこ踊り」は大受けでした

今年はインフルエンザや口蹄疫等で色んな

イベントが中止になりました

少しでも町の活性化になればとの企画でした

１１月に入り、朝晩が寒くなってきました。

日中も過ごしやすい気温になり、

秋が深まっていくのを感じます。

生産農家さんの芋畑の近くでは

コスモスが咲いていました。

今日は「本格焼酎の日」です。

８～９月に造られた焼酎がこの頃に

飲めるようになるということから

１１月１日になったそうです。

そんな新焼酎が美味しい時期に

大海酒造では「新酒まつり」を行います。

１１月３日、１６時より行います。

当日は、新焼酎の振舞酒や

和太鼓の演奏など色々なイベントがあります。

お時間のある方は、ぜひ足をお運び下さい。

休みの日に、家の家庭菜園に

植えたさつま芋の芋掘りを

子供と一緒にしました。

５月の始めに植えて約５ヶ月半での収穫となりました。

小振りの芋ですが、丁度、食べ頃サイズの芋ができました。

芋掘りをしているとこんな虫が出てきました。

コガネムシの幼虫です。

よく、農家さんから「人家の近くの畑は、

家の明かりにコガネムシが集まってきやすい」

と聞きますが、僕の家の畑にも来ていたようです。

少し、食害もありましたが、コガネムシの幼虫が

食べるほど美味しいさつま芋が出来たという事にしておきます。

最近の杜氏は、

ブログを書く気は無いようですが、

なんとか生きています。

少し前になりますが、久し振りに

芋農家の隆さんの所に行って来ました。

行ったときは紅乙女の収穫をしていました。

２カ所の畑に渡っての収穫でしたが

それぞれの畑で芋に違いがありました。

最初の畑は４月の始めに植えた畑でした。

ここの畑は苗が根付いてから、

しばらく悪天候に続いたそうで、隆さんが言うには

「芋が元気がない色をしている」ということでした。

次の畑は、前の畑より遅く植えた畑でしたが、

苗が根付いてから晴天が続いたそうで

前の畑より収量があって

「芋の色に元気がある」とのことでした。

早く植えれば収量があると思っていましたが、

それだけではないようで、さつまいもが大きくなるには

天候や畑の状況や

色々な要素があるようです。

今回は、「大海・黒麹」のご案内です。

昨日、五合瓶の瓶詰めを行いました。

さつま芋不作の年といわれる中、

生産組合の農家さんたちが大切に育てたコガネセンガンを

仕込みに使いました。

おすすめの飲み方は、お湯割りですが、

ひと手間かけて、前割りした黒麹を燗をつけると

香り、甘みも増します。

「大海・黒麹」はまもなく発売いたします。

黒麹特有の濃厚な香りと味わいをご賞味ください。